スマホゲームは何故人気なのか?理由を考察してみた

スマホを持っていたら
スマホゲームは1度くらいは
やったことがあるのではないでしょうか。


私はこれまで50種類以上のスマホゲームを
やってきましたが、
基本的な構造は似通っています。


クエストやダンジョンに行き
素材やアイテムを集めて
キャラクターを強化する。


イベントによって
限定キャラクターや
限定装備を手に入れる。


そしてガチャによって
強いキャラクターを手に入れる
というのが定番の流れです。
(もちろん違う構成のゲームもあります)


ほとんどのゲームが似通ったパターンに
なっているにもかかわらず、
未だにスマホゲームは増え続け
市場も拡大し続けています。


何故ここまでスマホゲームは人気になったのか
その理由について考えてみました。

人間の欲求


スマホゲームが人気の理由の1つは
人間の欲求を満たしてくれるから
だと私は考えます。


欲求の代表格は
食欲、性欲、睡眠欲です。


少しエッチなゲームであれば
性欲が満たされるかもしれませんが
スマホゲームで満たされる欲求は
これらの欲求とは少し違うでしょう。


ではどのような欲求かと言えば
社会的欲求承認欲求です。


この2つを紹介するには
マズローの欲求5段階説というものを
説明する必要があるので
簡単に説明しますね。

マズローの欲求5段階説


マズローが言うには
人間の欲求というのは5段階に
分かれているそうです。


そしてこの5段階は基本的に順番に
満たされていくとの事です。


それぞれ簡単に見ていきます。

■第1段階:生理的欲求
生命を維持するための欲求。
食欲、性欲、睡眠欲など。

■第2段階:安全欲求
安全を維持するための欲求。
生命の安全、住む場所の確保など

■第3段階:社会的欲求
社会の輪に加わりたいという欲求。
友人や恋人が欲しい、会話がしたいなど。

■第4段階:承認欲求
誰かに認められたいという欲求。
愛されたい、尊敬されたいなど。

■第5段階:自己実現欲求
やりたいことを実現したいという欲求。
夢を叶えたい、ボランティアがしたいなど。


5段階はそれぞれこのようになっています。


これらの段階は基本的に
第1段階から順番に満たされます。


そして日本に住んでいる人の
ほとんどは第2段階の安全欲求までは
満たされています。


では次に満たされるのは
社会的欲求、承認欲求ですが
スマホゲームでは
それを見事に満たしてくれます。


ではまず社会的欲求から話していきましょう。

社会的欲求


さて、スマホゲームをやったことが
あれば知っている人は多いと思いますが、


多くのスマホゲームでは
フレンドというシステムがあります。


フレンドとなっている人は
その人のキャラクターに支援を
してもらえる等の恩恵があり、
ゲーム側がフレンドになることを
推薦しています。


このフレンド機能では僅かながらでも
誰かと繋がっているという感覚を
味わう事が出来るので、

社会的欲求を満たす役割を
果たしていると言えます。


会話をする必要があるわけではないので、
私のようなコミュ障にも優しい設計です。


そして更にコミュニティを重視した
ゲームであればギルドを採用
しているゲームもあります。


ギルド内ではチャットが行う事ができ
見知らぬ人と気軽にコミュニケーションを
取ることが出来ます。


私の友人にもギルドで仲良くなった人と
オフ会(実際に会う事)をした人が
いるので、ゲーム内のコミュニティも
凄いものだな~と思います。


社会的欲求満たされまくりですね。


また、交友関係が出来るがゆえに
ゲームをやめ辛くなるというのも
あるようです。


ゲームがやめ辛くなることも
含めてギルドというものを
設置していると思われるので、
よくできた仕組みだと思います。

承認欲求


ほとんどのスマホゲームの特徴として
時間とお金次第で誰でも強くなれる
事が出来ます。


ゲーム内で強くなれば
弱いプレイヤーからは凄いと思われますよね。


凄いと思われると
承認欲求は満たされていきます。


ゲームで強くなりたい
という思いはほとんど承認欲求
ではないかと私は考えてます。


ひたすら高みを目指すゲームでは
ランキングとかレートとか
存在しますけど、

それで上位を目指すのって
凄いと思われたいからだと思います。


つまりは承認欲求を
満たされたいんですよね。


そしてスマホゲームは
上位を目指すのに必要な事が
時間と金であることが多いので
比較的簡単に承認欲求を満たされる
と言えるでしょう。


またガチャに関しても
承認欲求を満たす役割を果たしています。


ガチャ結果をSNSにアップロードする
人って結構いますよね。


これは言ってしまえば
「強いキャラクター当てて羨ましい!」
と言ってもらったり
「全然良いキャラクター当たらなくて可哀想…」
と言ってもらうためにアップロード
してるわけです。


つまりは承認欲求なのです。


このようにスマホゲームは
承認欲求が満たされやすい仕組みが
出来上がっていると言えます。

物欲


人間は貴重な物を欲しがる
性質があります。


「期間限定の販売です!」とか
「在庫残りわずかです!」とか
言われたらつい買ってしまう人が
いますよね。


さてこの仕組みをスマホゲームでも
採用しています。


そう、ガチャです。


私はたくさんのスマホゲームを
やってきましたが、
ガチャを採用している
8割以上のスマホゲームで
期間限定ガチャが存在しました。


そして期間限定のキャラで
イラストが好みだったり
性能が高かったりすると
つい課金してしまいます。


スマホゲームは
課金をさせるための仕組みも
良く出来ているなと思います。

敷居の低さ


スマホゲームが人気の理由は
人間の欲を満たしてくれるだけでなく
やるまでの敷居の低さにもあります。


家庭用ゲーム(PS4等)であれば、
ゲーム機本体を買って、
ソフトを買って、
ようやくゲームを開始することが出来ます。


普段ゲームをやらない人からすれば
少し敷居の高い行動と言えるでしょう。


けどスマホであれば
ほとんどの人が持っています。


2019年2月時点でスマホ普及率は
85%を超えているそうです(*1)


スマホゲームをやるために
スマホを買うという事をせずとも
スマホは既にほとんどの人が持っているのです。


誰でも持っている端末
という点においては
スマホを超えるものはないでしょう。


更に
スマホゲームでは
ソフトを買う事が必要ありません
しかもスマホゲームの主流は基本無料です。


本体もソフトも改めて買う必要がないので、
本当に無料で始める事が出来ます。


更に更に
スマホゲームはどこでも簡単に出来る
という点においても非常に優秀です。


携帯ゲーム機(NINTENDO SWITCH等)も
持ち歩くことは出来ますが、
常に持ち歩く人は少数派だと思います。


その点スマホはほとんどの人が
持ち歩いているので、
どこでもゲームを起動することが出来ます。


更に更に更に
スマホゲームはゲームを起動するまでの
手間もかかりません


スマホ以外のゲーム機であれば
コンセントを入れたり、
電源を入れたり、
ソフトを入れ替えたり
面倒な手間が発生しますが、


スマホゲームはこれらの手間がなく
数秒で起動することが出来ます。


これらの事からスマホゲームは
非常にやる事の敷居が低いゲームと
言えるでしょう。


誰でも簡単に出来るという点に
関してスマホゲームは非常に
優れていると思います。

日本で流行っている理由


世界と比べても日本は
スマホゲームの課金額が多いです(*2)


なので日本だからこそ
スマホゲームが人気が出ている
という理由も存在すると思います。


では何故日本人は
世界と比べてスマホゲームの
人気が高いのか見ていきましょう。

他人に合わせる


日本人というのは
他人に合わせるという
性質があります。


他の人がやっているから
自分もやってみよう
という発想になったことも
あるのではないでしょうか。


私の学生時代の事ですが
私が通っていた学校ではスマホの
持ち込みが可能で、
学校でスマホゲームやっている人が
たくさんいました。


私の教室ではパズドラは非常に流行っており、
パズドラのゲーム音が
そこかしこで聞こえていました。


多分クラスの半分以上の人は
パズドラをインストールしていたと思います。


けど、その一方で別の教室では
ハースストーンというゲームが
流行っていました。


教室によって流行りのゲームが
違っていたのです。


同じゲームをやっていれば
共通の話題にもできるので
ゲームをやっているという人も
いるでしょう。


けど、周りの人がやっているから
なんとなくやっているという人も
結構いたように思えます。


つまりは周りに合わせて
スマホゲームをしていたのです。


他の例も挙げていきますね。


私は社会人になってから
通勤時間で満員電車に乗っています。


そのとき他の人のスマホが
結構見えてしまうのですが、
ほとんどの人がSNSか
スマホゲームやっている印象です。


そしてスマホゲームをやっている人の
8割くらいの人は
有名どころのゲームをやっています。


私は有名なゲームだから
面白いとは思っていません。


いま日本でトップクラスの売上を
挙げているスマホゲームも
シナリオやキャラクターはいいけど
ゲームシステムは面白くない
という話をよく耳にします。


なので有名なスマホゲームを
やっている人でも
面白くないと思いつつ
ゲームをプレイしているユーザーが
存在しているように思えます。


何故面白くないと感じつつ
ゲームをやるのかと言えば
そのゲームが人気だから、
周りがやっているからではないかと
思います。


これはあくまでも私の勝手な憶測なので
実際には分かりませんが、
私はそのように感じております。

新しい物好き


日本人には
常に新しいものを求めている
人が多い印象です。


流行りに乗っかるというか
ミーハーというかそんな感じです。


ニュースで
衝撃的な内容のものがあっても
1週間後には誰もその話題を
口にしないという事はよくあります。


Twitterとかは尚分かりやすいでしょうか。


5000兆円欲しい!」とか
バジリスクタイム」とか
一時期かなり話題になりましたが
人気が出たのは数カ月間だけだったと
思います。


ここ最近で言えばサッカーの本田選手の
ペプシコーラのじゃんけんが話題になっていました。


「なんで負けたか、明日までに考えといてください」
というやつですね。


けどこれも1カ月程度で
あまり話題に上がらなくなりました。


ブームが去るのが早いのも、
新しい物好きだからではないかと思います。


そしてスマホゲームは
常に新しいことが続いていく
という特徴があります。


期間限定のイベントだったり
ゲームシステムのアップデートだったり
どんどん更新されていきます。


逆に言えば買い切りのゲームは
アップデートは少ないものが多いです。


私の友人も買い切りのゲームは
更新がないから寂しいと言っていました。


これらの事から
常に更新がされていくことも
スマホゲームの人気の1つだと思います。

遊ぶ時間が少ない


最後にもう一つ日本の特徴として
挙げたいのは労働時間が長いことです。


先ほど通勤時間にスマホゲームを
やっている人が多いと書きましたが、
これは他に遊べるものがない
というのも原因の一つだと思います。


日本のサラリーマンの月の平均残業時間は
なんと47時間だそうです(*3)


これが本当だとすると、
1カ月20日働く場合、
1日約2.5時間の残業です。


また、日本人の平均通勤時間は
片道約40分(*4)とのことことです。


9時から18時の仕事であれば
18時00分から30分間の休憩、
18時30分から2.5時間残業、
21時00分から40分かけて帰宅すれば
21時40分に家に着く計算です。


計算していて自分でも驚きましたが、
帰宅時間めちゃくちゃ遅いですね。


あくまでも計算上なので
実際にはもっと早く帰宅する人の方が
多いと思いますが、

それでも世界と比べると
帰宅時間が遅いことには
変わりないでしょう。


21時40分帰宅として
家事掃除食事などで1時間使うと
22時40分です。


24時に寝るならば自由な時間は
1時間20分程度となります。


自由時間短すぎですね。


そんな訳で平日に趣味に費やす時間は
ほとんどないと言っても過言ではないでしょう。


すると手っ取り早く短時間で
あまりお金を使うことなく
遊ぶことのできるスマホゲームは
好都合と言えると思います。


そんな理由もスマホゲームが
人気の理由に含まれているのではないでしょうか。

感想

結構長くなりましたが、
ここまで読んでいただきありがとうございました。


ほとんど私の推測で話しているので
間違っている部分もあるかもしれませんが
その辺りはご了承ください。


記事を書きながら改めて
スマホゲームの仕組みを見ていたのですが
ほんっっっっっっっとうに良く出来てますね。


お金を稼ぎたいと思うのであれば
学べることが多いです。


また、スマホゲームを50個以上
やってきた身としては、
スマホゲームは楽しいと思える時だけやるのが
いいと思っています。


ゲームをする事が作業に感じてきたり
楽しくないと感じてきたら
すぐにやめる事をおススメします。


時間は貴重なので退屈なことの為に
時間を費やすのはもったいないと思いますよ。


楽しめる範囲で
スマホゲームを楽しんでください。

参考サイト

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