屋台での販売戦略が上手だと思った話

私は今東京に出張に来ていて、
25階建てくらいの
大きなビルの中で働いているのですが、
昼食時になるとビルの前に
いくつか屋台が並んでいます。


その中の1つの美味しいどんぶり屋さんがあるのですが、
その販売戦略が中々上手だなと思ったので
紹介しようかと思います。

1週間で1度しか販売しない

まずその屋台なんですけど、
1週間に1回しか来てくれません。


私個人としては毎日にでも食べたいんですけど
毎週水曜日にだけ来てくれます。


どうやら曜日によって販売する場所が違うらしく、
月曜日ならここ、火曜日ならここ
というように曜日ごとに移動しているようです。


ここには2つの理由があるのではないかと思います。


1つ目の理由は
毎日食べると飽きるということです。


私は毎日ほとんど決まったものしか
食べないような人なのですが
ほとんどの人は毎日違うものを
食べているのではないでしょうか。


当然ですけど、
同じものばかり食べていては飽きます。


私は元々マクドナルドの
ハンバーガー好きでした。


マクドナルドは実家からは
少し遠かったので
ハンバーガーを食べる機会というのが
結構少なかったのです。


なのでたまに食べるハンバーガーと言うのが
とても美味しく感じられたんですよ。


ですが今の職場には
なんと目の前にマクドナルドがありました。


これはやったと思い3カ月くらい
毎日のようにマクドナルドに行ってました笑


最初の内は美味しく食べれたんですけど
途中でやはり飽きてしまったんですよね。
(よく3カ月持ったな……)


当然ですけど同じものを食べ続けていると
飽きが生じてきます。


けど、1週間に1度程度なら
それほど飽きることはありません。


なので、このどんぶり屋さんは
飽きさせないために
同じ場所に時間を空けてから
来るようにしているのではないかと思います。


2つ目の理由は
希少性があるということです。


私は今週月曜日に
「あのどんぶり食べたいな」
と思ったのですが、
残念ながら水曜日にしか販売してくれません。


食べたいと思っても
水曜日まで待つことしか
できないわけです。


すると水曜日になったら
他に少し食べたいものがあったとしても
「この弁当は水曜にしか買えないし、買いに行こうかな」
という気持ちになるわけです。


これは1週間に1度しか販売していない
からこそ起きていることだと思います。


毎日販売をしていたらこのような考えに
なることはなく、
「まあ、別にいつでも食べることできるしな~」
と思い、他の食べたいものを
食べに行くことになると思います。


普通の店では曜日によって
売る場所を変えることは
できないので、
この戦略が使えるのは
出店ならではだと思いました。

先着限定販売

どんぶり屋さんなんですが
1日限定20個しか販売していない
商品があります。


限定品と言うのは
非常にうまい商品の売り方
なんですよね。


人にはどうやら根本的に
めずらしいものや貴重なものを
得たいという気持ちがあるそうです。


「期間限定商品」
「先着10名限定」
「夜限定メニュー」
「地方限定商品」
「当店限定特典」
などこういったものに反応してしまう人は
結構いるのではないでしょうか。


私もマクドナルドで
期間限定のメニューとかあったら
買ってしまうこと多いです。


戦略にはまってるな~と
分かってはいるんですけど
1回くらい食べてみようかな
という気持ちになるのです。


まあ、それと同じように
このどんぶり屋さんでも
限定メニューと言うのがあります。


通常のメニューより少し
割高なのですが昼休みになった時点で
既に売り切れてたりします。


やはり数量限定販売にしていることにより
他のメニューより売れやすいのでは
ないかと思います。


来週の水曜にでも勤務時間中抜け出して
買いに行こうかな……

スタンプカード

どんぶり屋さんには
スタンプカードがあります。


実際にはカードではなく
割りばしの袋がカードの代わりに
なっています。


スタンプが3つ溜まると
トッピングが無料になる
という特典があったりします。


このスタンプにも上手いな~
と思う箇所が2つあります。


1点目は
カードではなく
割りばしの袋と言う点です。


店のポイントカードだと
「カードお作りしましょうか?」
と言われても
「結構です」
と言うことがあると思います。


けど割りばしの袋にすることで
半強制的に渡すことができます。


この割りばしの袋を見て
利用しようと考える人が
少しでもいれば、
割りばしの袋をポイントカードにしたことは
成功と言ってもいいでしょう。


ついでに言えば、リピーターと言うのは
商品を売る際に非常に重要になるんですよね。


1回利用した客がそれ以降来なくなってしまうと
店側は常に集客し続けるということが
必要になってきます。


すると広告などの集客コストを常に
かける必要があるため、コストがとても
増えてしまうということになります。


だからこそリピーターを確保しようとしている
と言う点でもスタンプカード機能は
非常に上手いと言えるでしょう。


スタンプ機能で上手だと思う2点目は
雨の日にスタンプ2倍としていることです。


移動して販売できるという点では
屋台は優秀ですが、
外での販売となるので
天候に左右されてしまいます。


雨になったら
傘をさしてまで外に出て屋台に
買いに行こうなんて思わないじゃないですか。


けどその点を上手く利用しているのが
このポイント2倍です。


通常外に出て買いに行きたくない雨の日を
買いに行きたくなる日に変えるという
この戦略非常に素晴らしいと思います。

まとめ

戦略をまとめると
・1週間に1度しか販売しないことで
 食べる事に飽きないようにしている
・1週間に1度しか販売しないことで
 希少性を出している
・数量限定メニューがある
・割りばしの袋をスタンプカードにしている
・雨というデメリットを上手く利用している
です。

こんな戦略を自分でも考えれるようになりたいですね。